転職で迷える子羊へ

 

 

初めての転職活動がめんどくさい、何をしたらいいか分からない。。。

そんな方の助けになるようにメモ書きを残します。

 

結論から申しますと

 

《就活とはパッションが全てです》

 

『なんだ、根性論か…』と思った方、少し待ってください!

おそらくあなたは現職や前職での実績など無いに等しいでしょう。そして世の中多くがそんな人間です。

それではスキルや実績がある人間が採用され、それ以外は埋もれてしまいます。

だからこそパッションなのです。情熱です。

やる気を見せるって恥ずかしいですよね、だからこそそれが出来る人間は少なく付加価値が付くのです。

また、後述しますが内定まではある程度の期間が必要になります。そうなった時に自分の情熱や精神力の強さがなければ折れてしまうでしょう。

LESSON 1~5になっていますが、LESSON 2まで終えればあとは流れ作業で精神との戦いになります。

本来は全文通して読んでいただきたいのですが、最低限の箇所に色付けをしていますのでそこだけでも読んで参考にしてください。

 

 

 

 

LESSON 1 〝3週間がワンセット〟

転職活動のめんどさは先が見えないところにあります。なので心の持ちようが大切です。前述のようにパッションが全てになります。これについては最後に詳しく記載しますね!

まず、あなたは現在会社で働いていますか?もし働いている方は会社を辞める前に転職活動を終えてください。

厳しい現実ですが、筆者の経験ではニートでの転職活動は6倍程難化します。この数字は正社員&ニートからの内定までの時間で計算になります。

ニートでは『うらやましいな…ヒマそうで……』と思われます。。。

また、まともな企業の転職には最短でも活動開始から内定まで2週間~3週間かかります。これでワンセットです。

※書類選考&一次面接(1週間)+二次面接&結果(1週間)

また後述しますが、鬼メールと電話が来ますのでこのブログ約7,000字をよめないようでは内定は厳しいでしょう。

なので、メールや電話内容、結果待ちで一喜一憂していても精神が持ちません。

転職モードとの切り替えを行い、転職モードでは「パッション全開」、それ以外は常に「心の平穏」を願って生きていきましょう。

筆者は正社員での転職活動の際は2週間とちょいで内定をいただきました。ニートでは3ヶ月かかりました。。。

ここまで読んで『やーめた』と明日へ先延ばしにしても内定も先延ばしになるだけです。あしたっていまさッ!覚悟を決めましょう!

 

 

 

LESSON 2 〝書類準備は時間を決める〟

何から始めればいいのか、履歴書とかサイト登録とかめんどくさい。

ここから進まない気持ちお察しします。筆者は着手に1年かかりましたw

なので皆さんには今取り組んでほしいのです。LESSON 2 を終えれば内定までの道のりは折り返し地点と思っても間違いありません。そのあとは機会作業だけだからです。

そして、以下の①~③は1時間以内に終わらせるや3時間以内に終わらせるのように時間を指定して終わらせてください!

①履歴書

職務経歴書

③サイト登録

この順番で行います。

履歴書や職務経歴書はインターネット上のテンプレートをダウンロードしましょう。

 

①履歴書

履歴書に関してですが〝印刷用〟と〝Web提出用〟の2パターンを用意しておきましょう。具体的な違いは証明写真と印鑑の有無になります。Web用には予め証明写真と印鑑を挿入しておきましょう。

学歴や職歴は高校の入学と卒業、大学や専門学校の入学卒業、会社の就職と退職を記載します。

退職済みの場合は一身上の都合により退職と記載してくださいね!

ファイル形式についてですがpdf保存がおすすめですが、加筆できるようにWordやExcelなどの原本も併せて保存しておいてください。

また、証明写真についてですが、毎回写真を撮っていては馬鹿馬鹿しいので1枚撮影したものをスキャン(コンビニでもできます)したものを以後は写真印刷で使いまわしましょう。また、データにしておく事で上記の履歴書にも使えるのでおすすめです。

余談ですが、人間の第一印象はとても大切です。証明写真はできるだけ写真映りがいいものにしましょう。また、男性はネクタイで少しは印象操作もできますので例えば赤いネクタイなどをつけると潜在意識に刷り込めるかもしれません。(筆者は水色でしたので絶対に赤じゃないといけないわけではありません!)

 

職務経歴書

こちらに関しては初めての転職活動の方にはなんの事か分からないと思います。簡単に言えば今まで仕事で何をしてきたか細かく記載する用紙になります。

とは言ってもネットの例文は実績のあるものばかりで参考にならないものばかりです。脳ミソがクソになってるのか?と問いただしたいレベルです。

職務経歴書に関しては枚数制限は特にありません。ただ個人的な感想ですが枚数が多い方が好印象になるかと思います。具体的な枚数目安ですが3枚程度かなと思います。

職務経歴書のテンプレはクソ程ありますが編年体形式がおすすめです。

テンプレは自分の好きなようにカスタマイズしてください。(書けることがなければ削除する)

 

では何をどう書けばよいのかですが編年体形式の場合、まずは会社の概要(会社名、業界、人数、資本金など)を記載しましょう。

次に自分の入社年月日を記入、役職があれば役職等を記載します。

 

-活かせる知識・技術・資格-

資格を持っていれば記載してください。履歴書の内容と重複しても構いません。

Word、ExcelPowerPointなどオフィススキルで使えるものがあれば記載してください。Excelに関しては関数についてもいくつか記載しておきましょう。今調べて使えれば使えると書いてしまって大丈夫です!

また、タイピングもどの程度できるか(1分間で何文字など)記載しておくといいですね!

 

-職務経歴詳細-

ここについては簡易的な表になっている事が多いかと思います。

実績を持っている方ならそれをたんたんと記載して行けば良いのですが…(略)

実績がない方に関してですが、箇条書き+短文で構わないので普段の業務を片っ端から記載してください。(最低でも10項目程度)また実際に行っていなくても先輩がやっていたものを自分ができると思えば記載してしまって大丈夫です。

バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ…

もしも会社で賞与などのためにエビデンスなどが明確になっていた場合はそれを記載してください。正直達成度については自己判断でよいと思いますが賞与を貰えた、つまり目標を達成できたという事実を記載する事が大切です。

 

-自己PR-

ここに関しては記載に得意不得意が如実に出るところだと思います。

逆に言えば差をつけられる場所でもあります。また、面接時にはここの文をベースに流用できますのでじっくり考えて記載しましょう。

一例になりますが

・現職や前職では何を学んだのか

・目標を立てた背景や理由

・自分の性格(理想の性格でも可)

・部活動などで得たもの(集中力など)

なんでもいいのでこのようなもので自分を良く見せる事が大切です。

自己PRに関しては例文も多いと思いますのでコピペして継ぎ接ぎキメラ文でもいいのでそこそこの量を記載しましょう。

 

③サイト登録

サイト登録についてですが、メールや電話が鬼増えるので不要なものは登録しない事を推奨します。

参考までに未読のメールの数のみになりますが、筆者は活動前は1,000件あったものが活動を終えた頃には3,000件を超えていました。。。

電話も1日に2件~5件かかってきます。

なのでむやみやたらの登録はモチベーション低下へも繋がります。

また、登録情報については①履歴書と②職務経歴書を流用でOKです。

筆者は最終的に〝doda〟〝リクナビNEXT〟〝Indeed〟を使用していました。

 

エージェントサイト登録

こちらに関してですが、大手サイト(リクルートエージェントやdodaなど)は条件の良い求人は多いですが募集人数が多い上に書類選考や面接までに時間がかかります。

また、登録後に後日ヒヤリングが必要な事がほとんどなので、現在のモチベが下がってしまいますが、ここは乗り越えなければいけないので割り切ってください!

メリットとしては日付の段取りをしてくれる点や小さい規模の企業になってくると徹底した面接対策なども行ってくれます。

しかし、機械的なメールの多さとエージェント担当のあたりハズレが多いのであまりおすすめできません。無料なのでとりあえず登録するのはいいと思いますが、いつまで経っても結果が出ずにメンタル崩壊にも繋がります。

また、最初は手厚いサービスを行ってくれますが1週間~2週間を過ぎるとサポートが薄くなってきます。

大手エージェント1社+中小エージェント1社を軸にするとよいかと思います。

 

直接応募型サイトの登録

こちらは一般的な就職活動と同じスタイルになるかと思います。代表的なものはリクナビNEXTなどになるかと思います。

癖がなく使いやすいかと思うので1サイトは登録推奨です。

 

求人検索エンジンの利用

上記に併せて利用登録してほしいのが求人検索エンジンです。

Indeedや求人ボックスといったものになります。

こちらは登録情報での応募もしくはリンクから直接応募型サイトに飛ぶことで応募することが可能です。

利用については1つで構わないので併用すると幅が大きく広がります。

 

「結果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ………

近道した時真実を見失うかもしれない
やる気もしだいに失せていく

ここまでは近道などありません、下準備は全力で行ってくださいね!

 

Day1はここで終わりでOKです!

なので今日中に絶対ここまでやってください!

繰り返しですがここまでで内定までの道のりは折り返し地点です!

 

 

 

LESSON 3 〝内定を掴むには応募の速さが命〟

応募に関してですが、よく20件応募してくださいなど目安がありますが、数を撃つのではなく絞って応募してください。

最低でも1ヶ月は妥協しない!

3ヶ月過ぎたら妥協orしばらく期間を空けましょう。

働きたいと思える求人が多いならば多く応募するに越したことはありません。

妥協はいつでもできます。そして妥協した時は本当に転職するべきか再度考えてください。

また、応募の際ですが1つ1つ結果が出てから応募ではなくその都度応募するといったように応募時間はできるだけ早くしてください。

あくまで筆者の感覚なのですが応募者順に採用率が高いと感じます。つまり1番最初に応募していると採用率は1番高いと言えます。転職活動において一番よりNo.2理論は論外です。

新卒就活同様に基本的にメールでの選考結果は不採用通知ですので期待はしないでくださいね。

応募についてですが四六時中応募について考えるのは嫌だと思いますのでメール確認を含め1日に10~30分どこか固定時間を設けて、その時間内だけで応募と確認を行うと精神的なストレスは減ると思います。どうして『30分』だけなのよォオオオ〜〜~~~ッ!!って方は時間を増やしてくださいね。

おすすめ時間帯は11~15時のどこかです。理由としては掲載する時間であること、当日中に次回以降のアポが決定できるところにあります。

 

 

 

LESSON 4 〝面接の鍵はパッション全振り〟

さて、内定まであと一歩です。

面接は一次面接のみの企業もあれば、二次面接まである企業もありますね。

何度やっても面接は緊張すると思います。そんな時は素数を数えてください。「素数」は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…きっと勇気を与えてくれます。

《面接とはパッションが全てです》

とにかく明るく元気に礼儀正しく最高に「ハイ!」ってモチベで臨みましょう!

できるわけがないッ!と思っているあなた

「仕事はまじめでそつなくこなすが今ひとつ情熱のない男…
なんかエリートっぽい気品ただよう顔と物腰をしているため
女子社員にはもてるが会社からは配達とか使いっ走りばかりさせられているんだぜ
悪いやつじゃあないんだが
これといって特徴のない…影のうすい男さ」

こんな人間は現実では採用されません。短時間の面接では学歴だとか見た目ではなくやる気、パッションが1番重要視されます。

また、筆者の個人的な意見ですが、面接回数は1回より2回の方が優良企業だと感じます。

面接についてですが、聞かれる点は以下のものが大半かと思います。

 

・自己紹介

・現職(前職)での仕事内容

・(退職理由)

・転職活動の軸

・なぜ応募したのか

・活かせるポイントや将来像

・趣味などの雑談

・逆質問

 

筆者個人の意見ですが、この中で大切なのは自己紹介と逆質問になるかと思います。

逆質問は必ず行いましょう。

第一印象はとても大切なので自己紹介は気持ちゆっくりめに話をできるようにしておきましょう。また、どんな歪んだ考えや意見の面接官でも面接中は目を見て敬意を払いましょう。マイナス感情はどこかに置いておかないと顔に出ますからね。

 

-自己紹介-

職務経歴書の自己PR内容や今までの就職活動同様の内容で1分弱話ましょう。

 

-現職(前職)での仕事内容-

こちらも職務経歴書の内容を話しましょう。深堀して話をするとよいですが、面接官からも質問をしてくると思いますので落ち着いて応対しましょう。

 

-退職理由-

こちらは正直に言ってしまっても構いませんがマイナスイメージになる事が多いので、若い方であれば長期キャリアを考えた際に第二新卒を活かしたいなど自分の長所を売り込んでください。

 

-転職活動の軸-

業界や職種など、自分が転職活動の軸にしている事を嘘でもいいので事前に作っておきましょう。

 

-なぜ応募したのか-

今までの就職活動同様に話をしてください。また現職(前職)と何か接点がある理由だと軸がブレていないと判断され好印象です。

 

-活かせるポイントや将来像-

活かせる性格や資格を持って入れば売り込んでください。将来像についても海外に住みたいのような大きな夢を語ると好印象な気がします。また、資格取得をしたいと考えているは使い勝手のよいセリフです。もしも何か資格を保有していればその際のエピソード、持っていなければ今現在勉強中という体で具体的に何を勉強しているか、この業界ではどのような資格を目指しているか語れるように面接前の5分で調べておくと心強いです。

 

-趣味などの雑談-

趣味が同じならば話が弾みますが、同じでなくてもコミュニケーション能力を問われますので特にないです等はないようにしましょう。もしも趣味が何もないようでしたら旅行や読書など、具体的なタイトルや場所など何を感じたかなどプレゼンする形で話しましょう。

 

-逆質問-

1日の業務の流れ、入社前に取得しとくと良い知識やスキルなどを聞き、自分の志望度合いが高い事をアピールしておきましょう。

 

面接は回数をこなせば勝手に口から言葉が出てくるようになりますし、機転が効いた切り返しもできるようになります。

また、面接会場に行って内定貰っても辞退するだろうなと思う企業もあるでしょう。でもそこは割りきって面接練習だと思いましょう。

おそらく応募時に良いと思っていても直前に行きたくなくなる企業も体感4割はあると思います。正直ドタキャンしてもいいです。

ですが、時間的&金銭的に余裕があれば面接は数をこなすことを推奨します。

結果がどうでもいいと思える面接の方が口が流暢になり、成功体験を味わう事ができます。

成功体験は人間の自尊心に大きく作用します。

そして面接の神は自信のある人間に微笑んでくれるものです。

 

最近では対面とリモート面接どちらかを選択できる企業も多いです。

筆者は対面が得意ですが、どちらが自分に合うかを見極め選択しましょう!

嘘も突き通せば真実になります。我が心と行動に一点の曇りなしと自己暗示すると自信がつくと思います!

 

 

 

LESSON 5 〝直感を信じろ〟

LESSON 1 でも話をしたように最後まで心の持ちようが全てです。

ですが直感を信じてください。

あなたが今の会社を辞めたいと思うのは正しい選択です。

同時に面接時にこの会社はヤバいだとか、ここは働きたくないと思う直感も正しいです。

3週間が1セットになるため当然のようにモチベーションは一定に保つのは厳しいと思います。

なので、早く内定をもらうために嫌だけど受けようと応募する気持ちは分かりますし、面接後に新規の求人応募をする心の余裕などないと思います。

ですが、直感を信じずに内定先に就職をすれば同じことの繰り返しをするだけです。

但し、次の種を蒔いておかないと3週間後に不採用だった際にゼロに戻ってしまいます。筆者はこれで何度も心が折れました。なので、毎週最低1件は面接がいれられるようにするとベストです。

会社は1日でも辞められます。筆者は正社員を1日で辞めた事もありますw

つまり、内定承諾後に残っている面接も可能ならば完走しましょう。

もしも条件や雰囲気がよくて追加で内定が貰えるのなら内定辞退をしてから新たに内定承諾をすればいいのです。

なので面接中は全ての企業に第一志望と言い切っても問題ありません。最終的に勝てばよかろうなのだァァァァッ!!

 

さて、心の持ちようについてですが、転職は自分との戦いになります。

書類選考や面接結果が芳しくないと自分は必要ない人間だとかマイナスの感情に支配されます。

そうするとパッションはなくなります。

パッションがなくなればスキルや実績がない人間は周りに埋もれて内定を貰えません。

所謂負のスパイラルです。

 

また、タイミングも重要です。筆者が最後に転職を行った時期は人材不足の少ない2月(新入社員の見込みもあるため)やコロナの緊急事態宣言など謂わば最悪のタイミングでした。

また、業種によっては人気で倍率が高く内定がなかなか出ない事も多いです。転職活動は新卒就活のように企業説明会がない事が多く現在何名のライバルがいるかわからない中の戦いになります。

しかし、最悪があるのなら残りは上昇しか残っていません。これ以上悪くはなりません。

頭で分かっていても実際に割りきって考えるのは難しいというのは筆者自身が身に染みて実感しています。

運というものがあれば、必ず巡ってくるものです。少なくても3ヶ月は耐えてみましょう。

なんの取り柄もスキルもない人間が即席で作れる取り柄がパッションなのです。

冒頭から遠回りしましたがパッションこそが内定までの最短の道なのです。

仕事が決まったなら自分を

祝福しろ 内定にはそれが必要だ

 

2021.05.16